• 青き馬、荒野を疾走する - 奴隷には奴隷の美学見え隠れ緊縛絵がらに陶酔もする
• 青き馬、荒野を疾走する - 密室の灼熱地獄は荒れ狂う蝋燭親父の捩じれた唇
• 青き馬、荒野を疾走する - 孤高なる隠遁生活絶え間なく主との日々に冬の訪れ
• 青き馬、荒野を疾走する - 主はまだ死なずに不条理まき散らし自分の闇を奪ってほしい
• 青き馬、荒野を疾走する - 赤ね雲ぎこちない手で刃を磨く何もかもを置き去りにして
• 青き馬、荒野を疾走する - わなわなと泣いて詫びるMオヤジ鞭打ちさえもおり込んでいる
• 青き馬、荒野を疾走する - 飼い主は狂気に溢れる暴れ者恐怖で縛られ離れられない
• 青き馬、荒野を疾走する - 人生は春夏秋冬裏もあり蹌踉なれど味わいもあり
• 青き馬、荒野を疾走する - 緊縛の縄目整う親爺には鍛錬さえも奉仕の一つ
• 青き馬、荒野を疾走する - 雪続く御岳渓谷道見えず褌親爺の劇場となり
• 青き馬、荒野を疾走する - 武骨もの石抱き拷問受けて立つ涎悲鳴むき出しにして
• 青き馬、荒野を疾走する - 雪降れば雪の暮らし味わいて変態親爺転がしており
• 青き馬、荒野を疾走する - 大雪に埋もれし里の囲炉裏宿座布団代わりは赤褌親爺
• 青き馬、荒野を疾走する - 記憶する情熱枯渇して呼び出しを待つそれだけのこと
• 青き馬、荒野を疾走する - 茶室より雪降る庭を眺めおり変態親爺の趣向は如何に
• 青き馬、荒野を疾走する - 通称や俗称さえも剥ぎ取られ勃起肉棒打たれる陶酔
• 青き馬、荒野を疾走する - 日焼した天然Mの髭おやじ命じられるまま露出徘徊

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